フリートーク

ギターとの出会い【僕の音楽史 Vol.1】

こんにちは、親父バンドをやっていた頃、曲間のMCで「次に披露する曲は…」と言うつもりが「次に披露する局部は…」と言ってしまったことがあるキタムラフユトです。(危険なバンド)

さて、ネタ切れ気味なので今日は自分のことを書きます。苦笑

最初はガットギターだった

ギターとの最初の出会いは中2の頃だったと思います。

僕には放浪癖のある5個上の兄がいて、たまたま家に戻った時、荷物の中にガットギターがあったんですね。
ナイロン弦の、主にクラシックギターとか弾く用のやつです。

ガットギターを手にして最初に弾いてみたくなる定番曲といえば、ご存知「禁じられた遊び」。笑
(同年代のあなたなら当然、“わかるわかるー”ですよね)

御多分に洩れず僕も、確か最初はそれをやってたと思いますが、それよりも記憶にあるのは、なぜか「荒城の月」なんですよね。笑(滝廉太郎先生のアレです)

ギターと一緒に教則本があったんでしょうね。
楽譜は読めないけど曲は知っているし、長い曲ではないのでそれほど難しくはなかったです。

フォークギターブームの波が来た

ちょうどその頃、かぐや姫の「神田川」が爆発的にヒットしたりして、クラスの男子の何人かがフォークギターを学校に持ってくるようになったんですよね。

家にある安物のガットギターと違って彼らのフォークギターはかっこよくて、「いいなぁ、オレも欲しいなぁ…」と思ったけど、うちは貧乏だったんで親に「ギター買って!」とは言えず、よだれ(と鼻水)を垂らしてました。

(画像引用:news.1242.com)

当時流行ったフォークは使っているコードの数も少なかったし、かぐや姫とか陽水さんとかNSP(懐かしい!)とかの曲は自分もすぐに弾き語りできると思いました。(「荒城の月」より簡単だしw)

と同時に、友達が弾いたり歌ったりしているのを見て、「あれ? 意外に下手じゃね?」「オレの方がうまく出来そうなんだけど」って、生意気にも思ってました。笑

ただ…自分にはマイフォークギターが…無いんです。(とほほ)

中3の時に付き合っていた彼女がいて、ある日の放課後、友達のギターを(無断で)借りて陽水さんの「東へ西へ」を熱唱しながら彼女に聴かせていたんですが、見回りに来た教頭先生が教室の入り口に立って見ているのに気づかず、めっちゃ恥ずかしい思いをしたのを憶えています。



高校生になってやっと…

弾き語りの才能に目覚めた僕は(ぷっ)やはりどうしてもフォークギターが欲しくなり、雑誌の裏の広告に出ているような安〜いギターを、それも12回払いぐらいの月賦でw買ってもらうことに成功し(大げさな)、晴れてマイギターを手にすることができました。

安物なので学校に持って行ったら馬鹿にされたこともあるけどw、歌には少々自信があったので「今に見てろ」ぐらいに思ってましたかね。

高2の終わりぐらいに3年生を送る予餞会?とかいうのがあって、経緯は忘れたけど講堂のステージで歌う機会を得ました。

で、当時クラスで少し仲が良かったやつを誘って3曲ほど二人でやったのですが、これが思いのほかウケてしまって、もうすっかり天狗ですよ。(バカだよなぁ)

それまでは、クラスではいつもおとなしくてなんか暗いしw、頭も悪そうなやつ—ぐらいの認知度だったと思いますが、結構見直されたというか、歌に関しては一目置かれるようになりました。(歌だけ、ねw)

(画像引用:sojublog.com)

ギターに救われた我が青春時代

勉強する気もないのに下手に進学校なんかに行ってしまい、当然ながら成績は悪いし、人見知りで友達は少ないしで、部活(体操部)以外では居場所もないような高校生活だったけど、ギターの弾き語りがあったおかげで後半はちょっと楽しい思いもできました。

部活の友達と二人でアマチュアのコンテストの予選に応募して、有楽町のニッポン放送に歌いに行ったこともいい思い出です。(全く勝負になりませんでしたが 笑)

地元のFMラジオに出てオリジナル曲を披露したこともありました。
ラジオを聴いていたクラスの女子に「もっと喋ればいいのにぃ」と言われましたが、そんな社交的な性格だったらクラスで浮いてねぇよ、と思いました。笑

高校を出てから(追い出されてから)も、ギターを弾きながら曲作りには励んでいたのですが、どうにも納得のいく作品が作れず、「…才能ねぇな、オレ」というところに落ち着き、プロを目指すなどというレベルではないことを痛感する日々でしたね。

その後については、また改めて書こうと思います。

ギターのおかげで充実した青春期【僕の音楽史 Vol.2】

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