大谷翔平選手のドジャースとの超大型契約が話題ですね。
10年総額1,015億円という金額の大きさにも驚いたけど、
どうやら「後払い」という異例の契約になりそうだという報道にも驚いた。
大谷選手の実際の年俸
10年1000億円だと、単純に年俸が100億円ぐらいだから、
「時給117万円!?」なんていうフザけた試算をしているヒマ人もいたけど 笑
そういうこっちゃないんだよね。
大谷選手が実際に受け取る年俸は「3億円弱」なんだそうだよ。
でもって、40歳までの10年間ドジャースでプレーする(予定)。
おそらくその前後で引退ということになると思うが、
退団したあと10年にわたって、後払いの残り900億円弱を毎年受け取る、と。
つまり、現役時代よりも引退後の40代になってからの方が超リッチマンになるってことだよね。
MLBで10年以上プレーすると結構な額の年金も貰えるわけだから、何にお金を使うか逆に迷うくらいの額になるよね。笑
大谷選手がこういう契約にしたワケ
こういう契約にするのにはワケがあって。
MLBには「ぜいたく税」っていう制度があるんだね。
これは、高騰する球界の年俸額を抑えるために導入された制度で、球団が選手に支払う総年俸の上限を定めて、それを上回った分については「ぜいたく税」という形で球団から徴収する罰則を設けたというもの。
つまり、大谷選手が一人で100億円もの年俸を受け取ってしまうと、球団はペナルティとしてぜいたく税を取られてしまう。
それともう一つ。
大谷選手に年100億円払わなくていいとなれば、その分お金に余裕ができるので、さらによそからいい選手を獲得する資金にもなるよね、っていうことで。
現状、いい選手が揃っていると言っても、誰がいつ怪我をして戦列を離れるかわからないですからね。
またその他にも、契約の途中で破棄して退団できる条項も設けないということなので、生涯ドジャースで働きますよという意思表示をしたことにもなりますよね。
これもまた異例なことです。
大谷選手の選択と今後の楽しみ
大谷翔平選手が「お金にこだわらない」という話はよく聞きます。
だから、ドジャース入りが濃厚という報道が出ても、もしかしたらエンゼルスに残るんじゃないかと見る向きもありました。
ただ、いかんせん、エンゼルスは弱い!弱すぎる!!笑
大谷選手の悲願でもある「ワールドシリーズ制覇」を成し遂げるためには、“勝てるチーム”に移籍するしかなかったんでしょうね。
エンゼルスファンには申し訳ないけれども、翔平くん一人がどれだけ頑張っても、エンゼルスが世界一を獲るっていうのは夢物語に近いですよね。苦笑
なので、大谷ファンとしては個人の成績プラス、ドジャースがチームとしてどこまで行けるかという新たな楽しみが増えるわけですね。
ナショナルリーグに移るということで、今まであまり対戦しなかった相手との勝負が増えるという楽しみもあります。
ダルビッシュ有投手や千賀投手との対戦も楽しみです。
いやぁ、本当に凄い選手です、大谷翔平さんは。
選手としてはもちろん、人間性もね。
「岩手が生んだ英雄」に止まらず、まさに「日本の誇り」と言えますね。