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ユーチューバー・ヒカルが田口翔被告を助けた動画の件

ユーチューバー・ヒカル

ユーチューバーのヒカルくんが8月1日にあげた動画「4630万円誤送金問題の田口翔を保釈直後に独占インタビューしました」について、賛否両論あることは予想できましたが、少し整理して考えてみたいと思います。

どんな動画だった?

まず問題の動画の内容ですが、
山口県阿武町の4630万円誤送金問題で詐欺罪で起訴された田口翔被告に対し、残金を建て替える代わりにヒカルくんが独占インタビューをする様子を動画にし、同時に自身が出資している会社で働けるよう仕事も斡旋したというもの。

発端は田口被告の担当弁護士から4000万貸してくれないかとヒカルくんに打診があったことだそうです。
ただ、その後大部分のお金は戻ったということで残りは300万程度だったと。(約340万円)

ならばということで、そこはビジネス脳が天才的に働くヒカルくんのこと笑、残金を立て替えた上で田口被告の更生を助けながら広告塔にして自身も稼いでしまおうという…。

そういう下心まで隠さずに語るのがヒカル流で、だからこそ若い世代から圧倒的な支持を得ているんだと思います。

動画を見た感想ですが、まず、ヒカルくんも言っている通り田口被告というのは実際に会ってみるとイメージがかなり違っていた、と。
マスコミの伝え方が事実とはだいぶ違うらしく、ありもしない嘘の情報が大半だったようです。(それも酷い話だね)

自身の罪は認めつつ反省していることを伝えながら、働いて借金を返したいという意志もはっきり述べていました。
“被告”という肩書きが付いていなければ普通に好青年という印象で、そこは僕も意外でしたね。

ヒカルくんも、実際に会ってみてヤバいやつで更生できないなと思ったら関係を切るとインタビュー前に語っていましたが、ヤバい感じでもないしむしろ好印象だったということで、保釈中の仕事の話まで一気にまとまりました。

情報番組に対するヒカルの反論

この動画についてフジテレビ「めざまし8(エイト)」が取り上げて、MCの谷原さんが
「YouTubeを見た人みんなが(田口被告を)支えてあげるということになる。どうなんだろうと、ちゃんと考えた方がいいですよね」
とコメントしたそうですが、それに対するヒカルくんの反論もスポーツ紙が取り上げていました。

それが、

「まあ、苦言を呈されるのはしゃあないけどな。でもニュースをやっとる時点で、人のことをネタにして稼いどるわけやん。“お前も一緒なんちゃう?”とは思うけどな」

「マスコミは言いたい放題言ってアクセス稼いだら“自分で頑張ってね”で終わりなわけで。俺はこの行動に多少の責任は持ってるから、何かあったら火の粉が降りかかってくるしね。リスクも覚悟の上でやったこと」

というもの。

責任を取る覚悟も、リスクも覚悟した上での行動—と言っているし、動画の中でもそこは語った上でやっていることなので、ヒカルくんにしてみれば「まあ、言いたい奴には勝手に言わしとけ」って感じなのかな、と。

僕自身の感想

犯罪者を助ける行為ってどうなの?とか、自分が稼ぐために犯罪者を利用するって…やりすぎじゃない?っていう意見も当然あるとは思います。

ただ、実際に動画を見ると、罪を認めて反省して更生を目指す若者を支援するということが、そんなに異常な行為とは思えない気もしてくるんですね。

「マスコミは言いたい放題言ってアクセス稼いだら“自分で頑張ってね”で終わり」っていうヒカルくんの言い分もわかるな、と。
言うだけで何もしないのと、やり方があざとくても人助けを行動に移しているのと、いったいどちらに価値があるのか、っていう問いでもありますよね。

テレビでは絶対にできない独占取材をやったことで被告本人の生の声が聞けたことも大きいし、ちゃんと働いて金返せよっていうのも至極まっとうなこと。

この動画が出ていなければ、田口被告というのはマスコミが報じる通りに“もともと素行の悪いやつ”という印象のまま世間から後ろ指を指されて、人生オワタ・・・となっていたと思うんですよね。

ヒカルくんの「更生をエンターテイメント化計画」は確かにやりすぎな感じではあるけど笑、田口が実際に更生して社会貢献できるような人間に生まれ変われるなら、それはいいことでしょう。

そう思います。

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