ヤフトピに「85歳YouTuberの登録者数は7万人超、広告収入で月数十万円に。退屈な老後が一転」という「日刊SPA!」の記事が取り上げられていました。
85歳かよ、スゲェな!っていうのが素直な感想で、僕なんか彼より22歳も下なのに「全然ダメだな…」と思いました。
始めたきっかけは孫の進言だったそうで
話題の「デン爺さん」は、小学生の将来なりたい職業の1位がYouTuberというニュースを見て20代のお孫さんに相談したんだそうです。
すると『高齢者男性でやってる人いないし、挑戦してみよう!』と背中を押されたんだそうです。
この「高齢者男性でやってる人がいない」がポイントですよね。
希少価値があるし、何より目立つので。
さすが現代の若者はツボを心得ているな、と。笑
YouTubeは若い人がやるもの—と決めつけていたら、デン爺さんも二の足を踏んでいたかもしれません。
やってみた結果が、登録者7万人、広告収入が月に数万~数十万円というんですから大したものです。
もちろん、ネタを考えたり動画の編集作業も簡単ではないと思いますが、20代のお孫さんが手伝ってくれるというのが大きいですね。
実際に上げている動画も紹介されていました。
驚くべきはその視聴回数で、
「昭和の就職面接」が305万回(!!)、「本気のシャドーボクシング」も19万回も回っています。笑
これ、相当すごいことです。
実際の収益は推定になりますが、300万回再生の動画だと最低でも50万円〜90万円の収益は出ているはずです。
シャドーボクシングの様子を撮って上げただけでも5万円ぐらい入ってる…。笑
しかもこれらの動画はこの先も再生数を伸ばし続けていくと思うので、毎月毎月収益が入るわけですよね。
いやはや羨ましい限りですが、もちろん、すべての動画が平均的に何十万再生も稼いでいるわけではありませんね。
チャンネルのホームを見てみたら、1万回も回っていない動画もたくさんありました。(それでも十分多い方だけど)
気になったのは、最後に動画をあげたのが「4か月前」となっているので、もしかしたら現在は引退されているのかもしれませんね。
動画編集は最小限でもOK
この2本の動画を見ると、編集もそれほど難しいことはやっていないのがわかります。
BGMとつなぎの見出し画像(黒地に白抜き文字)、ところどころに要点の説明テロップ、ボクシングの方は若い頃の写真の挿入など。
トーク部分の字幕については視聴者が必要に応じて表示できるようになっているのでわざわざ入れていないようですが、自動の字幕だと訳し間違いも多いので笑、滑舌が悪い僕なんかは迷わず自前のテロップを入れますけどね。苦笑
ただ実際のところトークの全部にテロップを入れるとなると相当な時間がかかるし、そこまでやっても再生数はさほど変わらないはずなので、必要最小限の編集でも十分だということがわかります。
一番重要なのは動画の内容なのでね。
動画を観た人が「おもしろい」とか「ためになる」とか「癒される」と感じられるかどうか。
ヒットを狙わず楽しみながら続ける
これはYouTubeをやっている人の「あるある」だと思うのですが、この動画はバズりそうだと思って自信たっぷりに上げた動画に限って全然再生されなかったり汗、逆に「こりゃ…カスだな」と思ったやつが意外に伸びたりということがしょっちゅうあります。
なので、動画の価値を自分で判断しないことですね。
まずはいろんなタイプの動画上げてみて、その中からヒット動画が生まれたらそのパターンで横展開してみる、といった具合。
デン爺さんの場合は「85歳のYouTuber」がウリの一つになっていましたが、他の人があまりやっていないようなネタや表現で特色を出す—というのも武器になるかもしれませんね。
ただ、ウケを狙うあまり無理をしないというのも非常に大事です。
編集を凝りすぎて疲れちゃったり、ネタを考えすぎてまとまらずに途中で投げ出したら元も子もありません。
YouTubeは「楽しみながら続けられる人」が一番強いと思っています。
多くのチャンネル登録者を獲得するためには「動画の数」もある程度必要になってくるので、コンスタントに動画をアップできる体制を作っちゃうことですね。
85歳のYouTuberに勇気をもらったので、僕も中断していたYouTubeの方もまた頑張ってみようという気になりました。
一緒に楽しみましょう!
キタムラフユトでした。
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