フリートーク

“出雲の祟り”は果たして存在するのか…(検証は不可)

こんにちは、四十肩と五十肩の境目がどの辺なのかよく分からないキタムラフユトです。

今回は「出雲大社の祟りは本当にあるのか」という、曖昧模糊としたお話です。

不幸の連鎖が止まらない男

これは友達のK君の話です。

この人、とにかく不幸や不運な出来事が多すぎて困っちゃうんです。(話を聞く側がw)

K君はもともと地方公務員“でした”。
過去形になっているのはつまり、中途退官したからなんですが。

K君の家は俗に言う「公務員一家」でして、お父さん、お兄さん、お姉さんも公務員だったので、末っ子のK君もごく自然な流れで同じ道を選びました。

K君は仕事の傍らある競技スポーツの選手をやっていて、一時はオリンピックの強化選手に選ばれるほどでした。(惜しくも出場はかないませんでしたが)

そんな順風満帆と思われた彼の人生の歯車が、ある時から少しずつ狂い始めます。

まず、お兄さんが事故に遭い、一命はとりとめたものの、頭を打った影響からか人格(性格)が180度変わってしまい、簡単に言うと「本能の赴くままに変な行動をとる」ようになってしまった、と。

次はお姉さん。
お姉さんは福祉関係のお仕事をしたいとかねがね考えていたそうで、夢を叶えるべく思い切って勤めを辞め、老人介護施設を始めることになりました。
でも、一人では心もとないと思ったのか、途中から弟のK君にも仕事を一緒に手伝ってくれないかと相談。
大好きなお姉さんの助けになるならと、K君も安定した職を辞めて施設で働くことになりました。

順調にいくかと思われた介護施設ですが、いろいろと問題が起き始めます。
職員が真面目に働かず、注意しても聞かない。(いい人材に恵まれない)
別人格になった兄とその妻が役員として入り込んで不労報酬を貪るばかりか、兄が女性職員に手を出す事案も発生。(それも複数)
極め付きは・・・
施設長のお姉さんが癌で入院—。

大黒柱が倒れる中、残されたK君も必死に頑張ったのでしょうが、何もかもがうまく回らず経営は破綻。
闘病虚しくお姉さんは他界し、多額の借金だけが残りました。

その後お父さん、お母さんも相次いで他界し、お兄さん家族とも絶縁状態になったK君は、債務整理のために持ち家も退職金も全て失い、奥さんとも離婚する羽目になって、ついには「無職の独り者」になってしまったのです。

そんな話を聞かされた僕は、気休め程度に「ネットビジネスを一緒にやってみない?」と言ってみたのですが、思いのほか食いついてw、一緒にYouTubeに取り組むことになりました。

ですが、それもなかなか思うような結果が出ず、K君は職を転々としながら貧乏生活を2年、3年と続けることになりました。

最近になってやっと、やりがいのある職に就くことができて“底辺は脱した”感じなのですが、細かい部分でも何かと思いどおりに進まないことが多いような気がして、ある時冗談半分で訊いてみたんです。

「君、ひょっとして何かに呪われてるんじゃない?」と。

呪われているかもしれない(笑)←いや、笑ってる場合じゃなくて

K君が重い口を開きました。

「実は…思い当たることがないわけでも…ないんだ」

僕「なに〜〜〜〜っ!?」

だいぶ前の話ではあるらしいのですが、彼が県の代表選手として国体に参戦すべく島根に滞在していた時の話です。

島根といえば「出雲大社」があることで有名ですよね。
全国では毎年10月を神無月(かんなづき)と言いますが、島根では神在月(かみありづき)と言って、この時期は全国の神々が出雲に集まると言われています。

(画像引用:cultural-experience.blogspot.com)

K君たちが国体で訪れたのもちょうど10月でした。
せっかく島根に来たからには出雲大社にお参りに行こうということになり、仲間と連れ立って出かけたんだそうですが、それは夜遅くなってからのことでした。

なぜかといえば、出かける前までしこたま酒を呑んでいたから、ですね。笑
なので、信心深い気持ちからというよりは“酔った勢いに任せて”と言った方が正しいのかもしれません。

結果どうなったかと言うと、我らがK君、境内のそこここでゲロを吐きまくりました。
とんでもない奴です。犯罪行為に近いです。

挙句には、大しめ縄に硬貨を投げて上手く刺されば願いが叶うという都市伝説にあやかろうとしたのはいいが、よりによって“拾った10円玉”を刺さるまで投げまくるという罰当たりな行為まで…。

この時からすでにして「容疑者K」は島根に集結した八百万の神々から全国指名手配されていたのではないか…と、わたくしは考察するわけですが、いかがでしょうか、裁判長!(裁判だったのか?)

まあそんな感じで、呪いというか祟りというか、あながち「無い」とも言い切れないような「事件」を起こしていたわけですな、彼は。

(画像引用:cultural-experience.blogspot.com)

現在は立派に更生して、呑んでも絶対吐かないし(もったいないから、ね)、拾った小銭はしっかり生活費の足しにしているので(おい!)、許してやってください神様!(…許せる要素が見当たらないんだが?)

こうして笑い話にできるのも、現在の彼が、孤独に耐えながら地道に頑張っているからで、僕も友人として力になれることがあればやってあげたいと常々思っております、はい。

出雲の祟り、何するものぞ!でございますよ。頑張っていきましょう。
(でも、罰当たりな行為は厳に慎みましょうね)

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